無軌道な光 作:ヒヨブログ

規則正しく箱の中を弾かれる光達があった

色んな光があるのにみな同じ動きをする

箱の管理者のプログラムどうりにすべては動いていた

それを見て箱の管理者は満足していた

その中にたった一つプログラムどうりに動かない光が生まれた

無軌道な光の動きは他の光たちを動揺させた

そして箱の管理者も動揺した

無軌道な光はやがて寿命を迎えた

しかし時間が経つにつれ

無軌道の動きは「意志」と呼ばれるようになり

無軌道の光りの明滅は

「人生」という言葉となった

やがて他の光たちも人生を作りはじめた

箱の管理者は初めて震えるような恐怖を覚えた

ＰＳ．

いつも自分に問いかけたいこと

僕の人生は今、無軌道な光だろうか？

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