「少年時代」 とくとくささき の発想の原点は当時からあった***

小学校2年の夏休みも終わりに近づいたある日

少年と呼ばれていた頃の僕は近所の友達を誘って遊ぼうとした。

しかし誰もいなくて

家の向かいの新幹線の向こうのだだっ広い畑に一人さびしくたたずんでいた。


見渡す限りの平原を眺めながら

少年はため息をついた、、、


「人生は退屈だ、、、

こんなことが大人になるまで

気の遠くなるような時間続くんだろうか?」


退屈で無意味な日常、、。

少年は人生に絶望した。

まだ9歳だというのに、、。




しかし少年は魂のなかに何かの光が差し込むような感覚を覚えた。



その時、見渡す平原の向こうにたくさんの人が息づいて

愛し合ったり殺しあったり、ただひたすら海を見ていたり、、

無数の営みがあるんだろうことを想像した。


なぜか自分が ブラックホールか、光そのものになって

そのあらゆる営み、この世界のエッセンスを

自分の中に取り込んでみたいと強力に思った。


神になりたいと強烈に思った。


しかし非力な少年であり、たかだか人間である自分には到底そのようなことはできない。

故に代償行為としてあることをひらめいた。



この世界のすべてのエッセンスを

一冊の本にしてみたいと思った。

自分の中 に取り込むことはできなくても

本の中に取り込んでみたいと思った。

それから少年は「なんでも大百科」の制作に取り掛かった。


文字どうりなんでも載っていることをめざす本で

画用紙を切ってホッチキスで貼り付けて自分で絵と文章を書き

文房具、車、職業、建物、自然現象、、、

などあらゆる項目を乗せることを目標としていた。


もちろん 世界のエッセンス すべてを載せることなどは不可能だが

制作は着々と進んでいた。

3冊ぐらい出来上がったとき

すでに少年は中一になっていた。


しかし 夢よりも分別に勝る年齢になっていた。

「中学生にもなって なんでも大百科もないよなぁ、、」

そう言って少年は

なんでも大百科 をゴミ箱に捨てた。



しかし 世界のエッセンス を取り込むという夢はずっと少年の中にあった。



そしてそれはいつしか

ゲームの世界のあらゆるエッセンスが凝縮されたゲーム

とくとくささき となって 数十年後に実現した。


少年の夢はついに叶ったのだ。




しかし その時

少年はもう 大人と呼ばれていた。













な〜んてね!笑





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